7000kmかけてウクライナへマカロンを届ける 5回目
シーズン4
ロシア渡航まで前日の夕方の事だった。
ウクライナの女性から、『マカロン』を食べてみたいと直前にメールがあった。
そういえば、8月にウクライナの女性とデートをした時にマカロンを食べるのが夢だったと言っていたな・・・。
明日からウクライナへ出発する。
「羽田から8:00amだから今日中に探さないと。」
私は急いで大きなショッピングモールへ出掛ける事に。
このショッピングモールには300のお店がある。
さらにスーパーが2店舗も入っているので必ず手に入ると思ってる。
「現在の時刻は5:00pm急がないと。」
しかし、私は急いで数時間探したが、マカロンに近い物は売っていたがマカロンは売っていなかった。
現在は8:00pm過ぎてしまっているので、都内のデパートもギリギリ。
明日の準備もあるので、今日は諦め明日の羽田空港にマカロンが売っている事を願った。
そして、出発の当日。
羽田空港に6:00amに着いた。
(当時の写真)
もちろんお店はOPENしていない。
私はとても焦った。
『マカロンが手に入らない』
私は約束を守る事にこだわりを持っています。
それが果たせないとウクライナの女性に顔向けできない。
「そろそろ7:00amなので出発ロビーへ向かわないと。」
私は最後の賭けで、インフォメーションの女性に聞く事にした。
「すいません。マカロンを売っているお店はありますか?」
当然、そのインフォメーションの女性がそんな事を知る由もないと思った。
しかし、私はどうしてもマカロンを手に入れたかった。
異なるターミナルでは有名なマカロンが手に入るようだったが、私はそのターミナルでは無かった。
インフォメーションの女性はこのターミナルにある飲食店にマカロンがあるか調べてくれた。
それは驚きだったのですが、女性が持っていたファイルにはどんな商品がどこで手に入るのかがきめ細かくマニュアル化されていました。
ようやくマカロンを見つけた!!!
マカロンはコヒーショップに売っていたのです!
私はインフォメーションの女性にお礼を言い、急いでコーヒ―ショップに向かった。
そこには少し小さいのですが、色とりどりのマカロンがあった。
数は10個ほどしかありません。
「マカロンを全部ください」
私はマカロンを遂に手に入れた!
ウクライナの女性はこれで喜ぶだろう!
私は約束を守る事ができた。
この10個のマカロンは非常に小さく、そして壊れやすかった。
それは、紙袋に無造作に入れられているだけで、壊れやすいマカロンを運ぶのには、ある意味過酷であった。
このマカロンをコーヒーショップの紙袋に入れ、大切に壊れないように7000km先のウクライナの女性の元へ運ぶ。
(当時帰国後に送ったメールより
グリーディングにその想いが込められている)
title:we’re almost 7,000km away from each other
Wed, 01 Oct 2014 13:48:13 +0900
I left my feelings in Ukraine because I can’t see you often.
I’m sure that feeling will be reaching you deeply….
私は今思い出して書いている。 沢山のトラブルに会っても 2015年1月 会員Tより
私は前進した事は間違ってはいなかった。
※この日記は2015月1月に思い出して書いた物を掲載しています。
私はフラれても、何度でも婚約までいける自信がある。私なら出来る。
その理由は現地で沢山の女性が男性を待っている事を私は知っているから。