★連載★日誌(結婚活動を振り返ってみて)その4
2015年10月4日に、『ロシア ウクライナ 国際結婚Harmony 運営ブログ』にて、
『ご婚約報告をさせて頂きました会員S様』の活動日記をスタートさせて頂きましたが、
ご本人様がご多忙となりましたので、今年から少しずつ再開させて頂きます。
Harmonyをご利用頂いております、各世代毎のリアルなご活動を通して、
皆様の活動の一助としてご参考となりましたら幸いです。
「皆さんこんにちは、会員Sです!
前回までは彼女との出会いまでの経緯についてお話してきましたが、
今回はその続きについてお話をしたいと思います。
彼女とはSkypeを通じて最初に会話をした時に感じた印象が声が可愛いでした。
何と言うのでしょうか、子供が発するような声色でそれはとても不思議なものです。
向こうはモジモジしているので、
専ら自分にとって興味のある話ばかりしていましたね。
性格も変わっていて、あだ名は「不思議ちゃん」。
彼女はとても勤勉家で、現在はモスクワにある日本企業に勤めています。
かつては日本総領事館に勤務した経験もあるそうです。
去年の話になりますが、
彼女が仕事を兼ねて来日したのですが、その場で仕事を失い、それと同時に、
唯一の家族であったお母さんが病気で他界するという辛い経験をしました。
因みに彼女のお父さんは数年前に飛行機墜落事故で亡くなっており、
兄弟も随分前に亡くなったそうです。
ロシアと日本とのビジネス関係はそれ程悪くなかったのですが、
こういう事態にいざ遭遇すると、無力だという事を思い知らされました。
その後、彼女は失意の内に帰国して暫くの間、音信が途絶えていました。
Skypeに残された最後の言葉が、
「辛い、怖い、暗い。これから自分はどうすればいいの?」でした。
完全に連絡が取れなくなり、自分の不甲斐なさを呪い、
酒びたりの毎日になってしまいました。
酔いが醒めても現実が変わる訳ではありません。
お付き合いした経験が殆ど無かったのですが、
女性の事でここまで悲しい思いをしたのは生まれて始めてです。
しかし、自分以上に辛い思いをしているのは彼女だと、
気付くのにそれ程時間は掛かりませんでした。
自分も男ですから、社長を含む周りのアドバイスもあり、
12月の年末に思い切って彼女のところに会いに行きました。
これは正しい決断でした。
その後も、彼女は様々な困難を経験しましたが、
辛抱強く彼女を待ち続け、支えようと決意。
困難は人の絆をより一層強く太いものする!
自分だけの生活で毎日が充実していたとしても、
様々なスパイスに満ちた人生を半分しか生きていないのではないか?
今ではその様に感じます。
誰かの為に生きる!というのは、
便利になりすぎた今の世の中においてこそ欠かせないでしょう。」