★連載★日誌(結婚活動を振り返ってみて)その5
2015年10月4日に、『ロシア ウクライナ 国際結婚Harmony 運営ブログ』にて、
『ご婚約報告をさせて頂きました会員S様』の活動日記をスタートさせて頂きましたが、
ご本人様がご多忙となりましたので、今年から少しずつ再開させて頂きます。
Harmonyをご利用頂いております、各世代毎のリアルなご活動を通して、
皆様の活動の一助としてご参考となりましたら幸いです。
「皆さんこんにちは、会員Sです!
寒い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
最近、気が付いたのですが一昔前のバブルの話になり
「前世紀の世の中のほうが社会にも活力があった」
という会話を聞いて、少し不思議な感じがしました。
前世紀の話と云えるほど大昔ではないのですが、時代はもう21世紀ですね。
それで世の中の様子がすっかり変わりました。
良い面は何といっても、国際結婚の可能性が大きく開かれたことだと思います。
バブル期は自分は小学生でしたが、豊かな時代であっても、
国際結婚を目指す日本人は多くは無かったように記憶しています。
今のようにネットも発達しておらず、当時はまだ珍しかった海外旅行先でも
「外国人はにこりともせず、彫刻のようだ!」
という感じだったと思います。
当時と違って、現在の日本の若い人たちは海外への憧れが無くなり、
逆に外国人の日本への関心が年々、増している印象です。
ネットを覗くと日本語でブログを掲載する外国人男性・女性も増えていて、
親近感が増したのですが、いざ結婚となるとまだ乗り越えるべき壁が幾つかあるようです。
しかし・・・障害があるからこそ結婚活動のし甲斐がある!
と前向きあればいつか出会いがあると信じています。
現在、お付き合いしている彼女ともこれ以上ないくらい
フィーリングが合うので、これは偶然か?もしくは運命か?
と天に問いかけることさえあります。
Harmony運営統括も日頃仰っていることですが、アクションを起こして初めて結果が出ます。
諦めずに頑張りましょう!
前回にもお話ししましたが、彼女は「不思議ちゃん」です。
今まで彼女のような女性を見たことがなく、独特のオーラを発しています。
1998年にサンクトペテルブルクに旅行で訪れたことがあるのですが、
ロシアという国そのものから不思議な香りを感じます。
何といっても、広大な土地、正教会の不思議な建物、薄暗い町通り・・・。
初めて訪れたロシアという国に魅了されてしまいました。
家庭環境のせいなのか、ロシアには自分の求めているものがある!
という感覚は高校生の頃からありました。
クラシック音楽が好きで、チャイコフスキーの陰鬱な音楽を何回も聴いて、
https://www.youtube.com/watch?v=wHAfvUFtCIY
「彼ら(ロシア人)は何処へ向かっているのだろか?」
という問いかけをしたものです。
ネットも無かったので少ない情報から想像力を膨らませているうちに、
どうしてもロシアを訪れたくなりました。
それがちょうど大学生の頃でした。
実際にサンクトペテルブルクに訪れて、
期待以上の鮮烈な感覚を感じたのを今でも思い出します。
ロシア留学も考えたのですが、知り合いの先生から、
「ロシアは経済が不安定だからアメリカに留学しなさい」
というアドバイスを受けて、仕方なくアメリカに留学したのです。
アメリカでの生活も想像以上に刺激があり、大変な経験をしたという点では貴重でした。
アメリカに住んでいた時に不思議な経験したのですが、
ロシアという国が時折、就寝中の夢にさえ出てくるようになりました。
変な話なのですが、
「東方へ向かえ!そこに求めているものがある!」
という神様?か誰かは分からない声に悩まされました。
今ではハッキリと理解できるのですが、
現実の行動とは違う内なる声というものが誰にでもあると確信しています。
2008年にリーマンショックの影響でアメリカから帰国してしばらくして、
交通事故に遭い命だけは助かったのですが、
「一回限りの人生だから、やりたい事・やるべき事をやろう!」
と考えて、再びロシアに向かう計画を立てることにしたのです。
といっても今度は留学ではなく結婚相手を探す旅なのですが、
色々と調べた結果、Harmonyにたどり着き現在に至っています。
その関連で歴史や文化を調べてみると、実に奥の深い国であることがわかり、
ロシアへの興味がさらに強くなったように感じます。
彼女の故郷であるコーカサス地方ではかつてはチェチェン紛争が勃発、
殆どの日本人にとって馴染みがない場所です。
彼女が発した言葉で今でも強く印象に残っているのが、
「ご先祖様が過去100年の間に幾度の危機を乗り越え、
そのおかげで自分はこうして存在していられる。」
ロシア革命に始まり、スターリンの粛清、大祖国戦争、
ソ連崩壊、経済危機、チェチェン紛争、オセチア・グルジア紛争・・・
どれ一つをとっても想像の遥か上をいく出来事ばかりですが、
彼女のご先祖様が帝政ロシア時代の貴族の末裔であったことも、
恐らくは彼女の家族や彼女自身の運命にも大きく影響しています。
ある時の会話で、
「年金や社会保障が消えそうだ」
と話したら
「ソ連崩壊よりはずっとましだと思わない?」
と返されてハッとしたことがあります。
親戚を除けば彼女は両親も兄弟もおらず天涯孤独であり、
「自分にはロシアではもう成すべきことがない。新しい土地で頑張りたい」
これから彼女と生涯を共にしていく覚悟が試されるわけですが、
彼女との波乱万丈に満ちた話はまだまだ尽きません。
様々なスパイスがあればこそ結婚活動は楽しいものです!」